2010年6月30日水曜日

OMソーラー 再び

 住宅の断熱気密性能を考えています。設計事務所開設以来、私達は次世代省エネ基準をベースに実践して来ましたが、どうやらそろそろ次の基準へシフトして行く必要が出て来そうです。昨今の環境問題が本当なら、又、今後CO2排出にさらに厳しい基準が課せられるとするならば、ここ群馬においても、次世代省エネでは、『足りない』事になって来るのではないか?と思いつつあります。春秋の中間期が寒冷地に比べて長い群馬県では、『そんなに高断熱にしなくても良いのでは?』とも考えていましたが、冬場の暖房をより高い基準で抑え、中間期は開け放して十分な通風採光が得られる、更なる工夫が求められて来たようです。
 私達は、スタート時点から、温熱環境を思考の中心に置いてきました。OMソーラーの事も様々に実践してきましたが、この時点に来て、再び原点に立ち戻る必要性を強く感じました。
 様々なシミュレーションを一つづつ掲載して行こうと思います。

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