2009年10月30日金曜日

ディテール:ちひろ美術館02


同じくちひろ美術館 長野。
内部巾木の納まりです。床:地元産カラ松板 と 壁:たぶんフッコー系土壁掻き落とし仕上げとの接線(巾木)に、先付けされたスチールの入巾木がきれいに納まっています。コーナーも面取りされ、上部はすこしめくれた様に加工されていて、土壁がうまくおさまる様に工夫されています。
ディテールは建築にとって極めて重要な本質である事は承知していながら、コストとのせめぎ合いで常に切り捨てられ、いつしかそれが思考さえされなくなりつつある、自分の今の設計スタイルを修正し、新たな地平へのスタートを誓います。

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